《逆流大叔》

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《逆流大叔》
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これは、私の大好きな大好きな、大好き～な映画です。

2018年作品か～。昨日のことのように思えるわ

香港映画が大好きで心から応援したいと思っているひとりとして、この作品はまさに私の一推しです。
これは、香港人による、香港人の為の、香港を応援する香港映画だから。

お話：
阿龍（吳鎮宇）、淑儀（潘燦良）、威廉（胡子彤）の中年男性達は、
特に目標もなく、電話会社で技術部の仕事をしていましたが、会社のリストラ騒ぎに巻き込まれ、彼らとうまが合わない上司、泰哥（黃德斌）と共に、図らずも、仕事の為に不本意ながら会社がスポンサーとなったドラゴンボートレースに参加することになります。
嫌々ながら、4人は女姓コーチのDorothy（余香凝）の指導のもと、特訓を受けますが、彼らは、それぞれ自身も悩みを抱えていました。彼らはずっと消極的な態度でそれらの問題に向き合わずに過ごしていました。
龍舟訓練の初期，阿龍と淑儀は、一貫してやる気がなく，いつでも訓練を辞める気満々でしたが、皆、次第に訓練に夢中になりはじめ、彼らはドラゴンボートに乗り込み、櫂を握り、リズムに従って、人生に立ち向かうことになり....。

この映画が公開された当時、4回映画館に脚を運びました。

私は、これを見ると涙腺が緩むように設定されてるようで😭😭何度観ても、泣ける。
でもしめっぽくならない泣き方で。
そう！
友人が言ってましたが、これは心あたたまる涙なんです。
観る度、胸にじわーっと暖かい感動の余韻が広がる。

先に、この映画は、
香港人による、香港人の為の、香港映画だから、
とお話しましたが、誰が見ても暖かい気持ちになれて、励まされて、そして、ちょっと泣けてちょっと笑えて、明るい気持ちで見終われる映画だとおもう。

ストーリー、ところどころ、まあ突っ込み所もありますが、気にしないで。(笑)

阿龍を演じる吳鎮宇は、今回MK佬(MKはモンコックのこと。MK佬とは、うだつのあがらないオジサンを代表)、実に、実に、香港あるあるいかにもな、味のある香港人のオジサン役を演じています。
この鎮宇、わたし、めっちゃくちゃ、好きなんだよ～ぅ....😍(←言わなくても分かるよね(笑)😂😅)
だらだらしてるようで、やる気ないようで、仕方ないかって諦めてるようで、でも彼女のこと好きなの。ご飯とか作ってあげちゃうの。
かっ...可愛い....♥好Q～♥演技、最高～😍
彼女から一緒に住もう、って言われて、嬉しくって、鼻のしたを伸ばしてしまう表情。白いご飯がぽろっとお箸からこぼれる...これも、全て鎮宇の演技！すごすぎる！可愛いすぎる！😍
ほんっとに、ちょっとした仕草とか最高にうまい。影帝級の彼に使う言葉じゃないけど、その役を掴むのが本当に本当にうまいよね。。👍👍
お料理じゃんゆーも観れます、本人も料理上手なんだよね。

黄淑儀役の潘燦良、今回初めて見たけど舞台の方なんですね、彼こそ、まためちゃうまい。ほんとにその辺にいそうな、小うるさい香港オヤジ役、でも良いやつ。

威廉の胡子彤、彼も初めてだった。けど、
逆に、この映画の中では、わざと一番若手の彼に、正統派なセリフを言わせる。それがまた、がーん！て響く。監督、やるなー！👍彼、本当にスポーツ選手だったんですて。野球選手だけど。『怒火』では悪い役だったけどカッコよかったわぁ。

泰哥の黃德斌、言うまでもない(笑)、あちこち出てるし、今までにも紹介してますよね(笑)、彼は主役にもバイプレーヤーにもなれる。この中では、わざわざこの役の為にちょっと太ったそうですよ。ドロドロの香港の海にも潜ったそうですよ。👍

Dorothyの余香凝、やはり、このときは彼女のこと知らなかったけど、ちょうどこのあと、TVBのドラマで「飛虎之雷霆激戦」に出てきてちょっと驚きました、今まであまりテレビで見なかったので。彼女の役、コーチ役の強い固い感じが出てて良かったですね。

Coralの胡定欣、彼女はTVB の主演女優賞を獲得している実力なんですけど、、実はずっとこのCoral役の女優さんが決まらなくて、最終的に鎮宇哥の推薦で彼女に決まったそうです。鎮宇哥と胡定欣は、「衝上雲霄 2」ではすでに共演済みでしたけど、映画はこれが初めて。ちょっと間違えると反発を買う役になりかねないと思うんですが、うまくこなしてたな。

あのね(笑)こっそり教えちゃいますけど😚←こっそり？(笑)

私、4回観に行ったうち、1回目は純粋に観ようと思って公開日に行ったけど、2回目～4回目は、監督と彼らの舞台挨拶があったので、そこをわざわざ狙って観に行ったんですよ。鎮宇哥に会いたくて！☺2回目と3回目は遠くから見るだけだったけど、4回目は狙っていって、鎮宇哥と握手することが出来ました！♥幸せでした～😆

舞台挨拶は、映画のあとに、挨拶と質問コーナーがあって、観客の質問に答えてくれて、

「どうして、ハピエンじゃないんですか？」という問いに、監督も、鎮宇哥も、「え、これはハピエンですよ！ハピエン！」と答えていたのがスゴく印象に残っています。そうなの、これはね、ハピエンなんですね。

そうととらえる。ほっと明るくなる。

映画、全体に香港色が色濃くて、キーワードも、獅子山精神、英雄本色、劉華演唱会、粉腸、人渣、沙田大会堂も。香港ファンなら、わかるわかる、ぶーっ、て吹き出すと思います。三人が食事してる茶餐廳は、油麻地の新成興牛什粉面専家てとこで、この映画見たあとに、2回食べに行きました！煲仔飯すっごく美味しかったけど、今年行ってみたらお店、もうなくなってました😭コロナで営業悪化したんだろか。。残念すぎる。

他にもいろいろ、

ドラゴンボートレース内圏を奪おうとするシーン、あれは本物のレースにはない映画の創作だそうですけど、私、あのシーン大好きで。。頑張れ～っ！て。。

それから彼女が結婚する前に駆けつけたけど、泣く彼女に見せる阿龍の表情。。

彼女が結婚してしまっても、待っててくれた皆とドラゴンボートを漕いで漕いで長い距離を戻るシーン。。そこにかぶさる主題歌。。

...やられる😍

数えあげてたらきりないほど、この映画には大大大好きなシーンがたくさん詰まってます。

全て素敵なので！

ほんとに！！ほんとに、香港好きな方は、是非この香港の色がキラキラ輝いてるこの映画を、見て下さい！

そうしたら、

絶対、あー見て良かったなー！って思うと思います。

そして、もっともっと、香港を好きになると思います。

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⭐五つ満点採点
オススメ度：⭐⭐⭐⭐⭐
香港ファンに⭐⭐⭐⭐⭐+🌟
😝もちろん満点+加点
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