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《錯位》(英語:Interlaced Scenes)全15話
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なんと、日本の作家、松本清張の小說『渡された場面』(中国語タイトル《交錯的場景》)の改編だそうな!😳😍
韓三平監製、郭映嘉執導。
馬伊琍、佟大為、高至霆主役主演。
迷霧劇場。2024年。全15集。
サスペンスドラマ。
.......
『渡された場面』は、
ググさんによると...、
【松本清張の長編推理小説。.....並行する二つの場面の、一つの筋への繋がりを描くミステリー長編。 これまでに3度テレビドラマ化されている。】
とありまして...。😳
私、はずかしながら、松本清張先生の『渡された場面』も拝読しておらず、ドラマ化のドラマも観ておらず(申し訳なし🙇🙇)
しかーし!
何も知らない分、期待はめっちゃ高まり!ドキドキ✨
そして観はじめたら全く目が離せず止まらず...、
15集、 一気に観賞しました!✨😍
面白かったーっ!✨👏👏
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物語は、女性警察官の姜光明(馬伊琍)と、新人警察官の石落(高至霆)が、ある事件「雨夜懸案」を調査するところから始まる。
姜光明(馬伊琍)は、著名作家の顧己鳴(佟大為)の最新小説『黒雨』のある内容が、この事件と非常によく似ていることに気づくが、これが警察への新たな突破口となり、同時に新たな疑問と謎を生む。。
これは虚構なのか現実か。
全てはただの偶然なのか。。
小説の出現は、二人に新たな方向を指し示すが、だが同時に更なる謎へと導いていき、......事件の中の事件、謎が謎を呼び、裏に隠された犯人は一体誰なのか?
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先に書いたように、
私は、原作を拝読していないので💦
このドラマとの違いはわからないのですけど。。
それでも、
ドラマの語る色濃さに、
私、もう最初から完全に、ぐぅ~ん!と引き付けられてしまってました👏
いや~、これ、もんのすごい吸引力!✨
(*あんまり面白かったんで、原作とどれだけ違うのか、比べてみたくなっちゃったよ~ぅ😁)
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サスペンスなので、ネタバレしないようにいたしますが、、
気にされる方はお気をつけて。。
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ある暴雨の夜、女性を殺害した凄惨な事件発生。それを調査することになる女性警察官の姜光明(馬伊琍)。
でも、新人警察官の石落(高至霆)、彼は若さで勝手に調査につっぱしる😅
導入は、この新人くんの石落(高至霆)が姜光明(馬伊琍)を師匠として、二人がバディを組んでいく。。
ちなみに、
この新人くんの石落(高至霆)、彼がまた、なかなか良いのです😁
最初は、ただのお騒がせキャラ?かと思っていましたけど、ところがどっこい。
.....お話が進んでいくと、どんどん、賢く成長していくのがまたよろし😁
顧己鳴(佟大為)の小説と事件現場の描写が酷似していることに気づいた石落(高至霆)が、最初は勝手に行動して、調べて怒られるんですけど、、😅
姜光明(馬伊琍)を師匠としてリーダーに、ひとつひとつ、謎を追うことになった二人は、
一枚一枚、紙をはがすように、
著名作家の唐尋(王勁松) の存在や、
江娜(鄭水晶)の存在を見つけていくんですが、、
彼等がどう事件に関係しているのかわからない。🤔
事件の鍵になる飼い犬と、凶器となったと思われる犬のリードも紛失したまま。。
。。
顧己鳴(佟大為)の未婚妻の蘇真真(藍盈瑩)も、視聴者の視点枠の中に登場しているんですけど、、彼女もどう関わっているのか、。
ぼんやりと視聴者に見せているのにまだ、曖昧にぼかされているので、一体、
どう関わりあるのか、わからない。。
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いやー、
どきどきで、みすすめてきて。
謎が一歩一歩表れてきていたところに。
....ところが。8話。
ここで、突然、殺人事件の容疑者が表れて。
捕えられた。😳
しかも、犯人も殺人を自供し。
えーっ!!......
....😳😳😳😳
突然の事件終息。
あっけにとられる視聴者。(←それは私)
....いや、ココ、私、まじ、ビックリしたね😳
だって、これで解決のわけないし!まだ8話だよ!!
姜光明(馬伊琍)も、石落(高至霆)も、納得がいかない。。
だって、
江娜(鄭水晶)は見つかっていないし、凶器はなくなって犬も見つかっていなくて、
唐尋(王勁松) も亡くなっていたから関わりが全くわかっていない状態のまま。
謎が納得いかない姜光明(馬伊琍)と
石落(高至霆)は、失踪したままの江娜(鄭水晶)を探しだし真相を明らかにするために、管轄区域を越えた調査を再開することになる。。
...ここからが。
事件の裏に隠れていた、更なるもうひとつの事件の証拠を探して、真相を暴いていくことになるのです。。
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.....う~むっ、
もう、これ以上書いたら、ネタバレで、石投げられそうな気がする😅
ヤバイので、詳しくは書けないんだけども。。。😅
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......
つまりは、
一人の人間が、才能を認められず、報われずどん底であがくとき、、
如何に傾いていくのか。一旦傾いたその先にあるものは、。。
それらがまざまざと表れてきた、とき、
このドラマ、、スゴいと思ったのは。
そんな、あがく気持ちをどろどろに抱えた人間、それもひとりじゃない、彼等が事件の中に重なりあってできあがっていた、ていうこと。
私、原作読んでいないので、小説がそうなっているのかはわからないんですけど、。。
ドラマを見ていくと、、
......うわぁ~...😰😰😰😰😟😟😟って気持ちになり。
小説の冒頭を完全コピーしたのに、『コピーは最初の6ページだけだ!』『そのあとは全部俺が書いたんだ、俺のものだ!』て叫ぶ顧己鳴(佟大為)。
......誰しも、多かれ少なかれ、自分を認めてもらいたい、ていう欲求はあると思うんですけど。。。
ドラマは、そんな中にでも、誰かに認めてもらうことだけでなく、自分で生きることを語りかけてきていたけれども。。
🤔🤔🤔
そりゃ、ときに難しいこともあるよなー...。て思わずにはいられなかった弱っちいの私。😔😔😔
ラストは、救いか。
迷いか。
改心か。
是非、最後まで見てほしいな、て思いました。
私は、ちょっとラスト多めに描いてるな、て気持ちでしたが。。
これにて完走。
お疲れ様でした!
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女性警察の姜光明(馬伊琍)、
女性としての立場からの背景書き込みも、綿密で、ドラマ的に手抜きなかった。演じる馬伊琍が女っぽくなかったのも好感👍警察官としてとても良かったです
石落(高至霆)は先も書きましたけど、最初つっぱしっていた彼がどんどん成長して頼もしくなっていくのを見るのは、嬉しかったー!
特に5話!😁
顧己鳴役の佟大為。
ブレるとこなく、役を理解して、文句なく、こなしてくれていて、さすがでした!彼はほんっとにうまいな!
彼って、決してハンサムではないのに、妙に味わいあって、情けないキャラも、頼もしいキャラもこなせる。実力派!
そして、唐尋役の、王勁松。😁✨
いやー、孤独と犬をパートナーとする作家の役。
最初、お話としては脇役でしよ、と言われたらしいけれども、、彼自身のインタビューをよんだら、この役は、挑戦的でやりがいあった!とかたってました。
確かに、時間枠系列では亡くなっている役だったけれども、彼の役は、いわゆるお話の発端で、これが説得力なければ全てしんでたかもしれなかった。
素晴らしい演技こなしだった!彼もさすがとしかいいようない、称賛します!👍👍👍
他の脇役の方々も、はまっていて、ストーリーにも隙なく、お話の流れに気の緩むとこがなかったです!👍👍👍✨
素晴らしかったわ~😍
ただ脚本としては、
時間が戻ったりする場面が頻繁に視聴者の前に表れるんですけど、そこだけちょっと注意して、もう少しまとめてくれたらもう少し見やすかったかな。
まあ、ほんの少しだけども。←要求の多い私😅
中華ドラマ、って、時々こういった、発火作用のような優れたドラマが出るね。
だからあなどれんのよ。👍👍✨😋
(←時々しょうもないのもあるけど💦😅)
是非見てみて!
おすすめです!
追記:
そうそう。
このドラマ、おそらく吹き替えなく、俳優皆さんの声でこなされてると思うんですが、聞き取りやすくて、中国語勉強にもすごく良いと思いました。
警察なのでセリフもきちんとしてるしね😁それもおすすめ👍
追記2:
このドラマ、
迷霧劇場(英語:Light On)シリーズのドラマということで、、...それってなに?🙄て、思い、
ちょいと調べてみたら。
2020年6月初から愛奇藝が立ち上げたネットドラマ系列なんだそうな。(←ごめん、ワシが知らなかっただけじゃ😅)
なんと、どれも主にミステリー小説の改編などのからのサスペンスを題材にしてるんですて。
ほとんどは12話ほどで、毎集の長さもドラマによって異なってるそうな。主に優酷の「白夜劇場」と騰訊視頻の「X劇場」に対抗して作られたとか。
...そうか、なるほど、どうりでねー!🤔🤔
2023年の宋威龍、文淇の《仿生人間》もこのシリーズだったんですな。これもめっちゃ面白かったもんねー!😆
他にも、面白そうなのがたくさんありそうだし、
いろいろ探してみようと思います😚
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姜光明(馬伊琍)
石落(高至霆)
顧己鳴(佟大為)
蘇真真(藍盈瑩)
唐尋(王勁松)
江娜(鄭水晶)
徐康(宋寧峰)
楊慧(徐百慧)
王洪波(高曙光)
賀鵬(路宏)
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