觀後感

中華ドラマ、映画の私的感想集。

《嫌疑人X的獻身》

『嫌疑人X的獻身』


お話:
見てのとおり、これは、
東野圭吾容疑者Xの献身」、福山雅治主演の映画の、中国版。(なのでストーリー紹介は省略😅)王凱くん主演です。

 

王凱くんは、もちろん福山雅治が演じた湯川先生の役。中国版の役名は、唐川(笑)
そして、犯人役の堤慎一の役には、中国版では張魯一が演じていて(彼は「麻雀」で蘇三省達の上司の畢忠良役やった人😁「他來了,請閉眼」にも出てますね)、役名は石泓。
林心如が松雪泰子の役。あと、オリジナルの柴咲コウの女性刑事は、中国版では男性になってました。男性になっていてもなかなか良かった。

 

話も、ストーリー運びも、ほぼ同じです。ほんの少し展開が違うところがあるけど、気になるほどではなく。

 

ちょっとだけ違うところは、日本版の湯川先生と石神が登る山は雪山だけど、中国版の唐川先生と石泓が登る山は、夏場ですね。夏の山も綺麗でした!
あと、中国版では二人はバトミントンもする仲でした。そこで石泓が唐川先生に「君はまだ若々しくて羨ましい」と洩らすんですね。なるほどそこへくるかー。

 

それと、あと、私が気に入って、なかなか良いと思ったのが、
石泓が唐川先生を襲うとみせた車の場面があって、そこは日本のオリジナルにはなかったと思うんです!そこは結構ビックリ!推理サスペンスらしいスリルがありました!!映画の最初に、唐川先生が使ってみせた物理の機械がここで使われていて、ちょっと面白かった!うまく連結させたなと。👍

 

実は私、結構この映画を気に入っているんですが、何故かというとですね。セリフが落ち着いていて、中国語の勉強にイイと思うんですよね。ありがちな過剰な盛り上げ音楽もないし、テンポに抑制が効いているので、丁寧にセリフを知ることができるし、日本版を知ってから見るとね、より分かってイイと思うんです。まあ、物理用語や警察用語とかはよく分からないけど。

 

王凱くんの唐川先生、悪くないです。かちっ、キリッ、と演じててカッコイイ。張魯一は、堤慎一より暗い不気味さがより増してた気がしますね。

あ、そうそう!そういえば、少年時代の唐川先生と石泓のシーンもあるんですけど、少年達、可愛いかったです😚


この映画、韓国版もあるみたい。見てないですけど。

 

映画としては全体的にも可不足ない感じ。
ネット評でも、中の中、という評価が多い気がします。

 

まとめると。

私は結構気に入りました。
なので、

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⭐五つ満点採点

オススメ度:⭐⭐⭐+0.3

中国語勉強する人に⭐⭐⭐+0.5

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それぞれのバージョンで見比べしてみるのも面白そう。


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