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《流水落花》(英語:Lost Love)
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女主役の鄭秀文が、過去金像獎10回ノミネート後に、この第41屆香港電影金像獎で、この作品で、ようやく主演女優賞を獲得したんでしたよね。👍😆
***受賞式で、鎮宇哥が彼女を讃えてたのと、涙してたのを思い出した😆👍
私もこの度、ようやく、視聴に辿りつきました。
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もとの家庭と離別した子供達が、莫姑娘(談善言)の紹介を経て、天美姨姨(鄭秀文)と彬叔叔(陸駿光)と出会い、天美姨姨もまた、十三年來の、それぞれの子供達との出会いと別れに喜びと辛さを経験していく。。
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この時の金像獎のときの、女優賞の他のノミネート者には、《燈火闌珊》の張艾嘉がいたんでした。
ネット評価を見ると、張艾嘉が一歩先を行っていたようなかんじだったけど、この作品を観たあと、私も鄭秀文で良かった、と思いました。(←あ、もちろん、私、《燈火闌珊》の張艾嘉も好きなんで!)
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ネタバレ
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物語は、
寄養(里子)の家庭。
天美姨姨(鄭秀文)と彬叔叔(陸駿光)が、里子の家庭申請をして、様々な子供達を迎え入れて関わっていく。
というのも、彼等夫婦は、過去に彼等の子供を亡くしていて、その心の傷がずーっといえずにいた。
それが里子の子供達を世話することで、彼等を助けることで、自分も救われていくんですね。。
里子に来る子供達も、また背景にいろいろ抱えている子達。
薬物中毒の親を持ち、いじめられていて、心を開かない子供。両親に捨てられ祖母と暮らす子。等々。。
最初、天美姨姨(鄭秀文)と彬叔叔(陸駿光)夫婦も、里子を迎えてみたものの、はじめはどこかぎごちない。
でも陳天美(鄭秀文)が彼等を通して交流するうち、、見ていくと、最後は上手に相手できるようになっているのがわかるんですね。。
ストーリーの組み立てがうまい👍
あと私がスゴいと思ったのは、
天美姨姨(鄭秀文)が次第に子供の世話ににのめり込んでいく、兎口の子供のエピソード。可愛くて、もう里子ではなくて自分の子供として養子として迎えたいと言い出す。。この子の養子先が決まったときの鄭秀文の表情が目付きがもう、必死で⚡
ところが、そんなとき、
夫の何彬/彬叔叔(陸駿光)の浮気が発覚、、。
しかし、そんななかで亀裂の入った夫婦の間を救ったのは、里子の子供達だった
。。。
夫に対する思いやりがなかったことに思いいたる陳天美(鄭秀文)。
そうして、何人もの里子達を世話して生活する陳天美(鄭秀文)だった。。ある日。
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ラストのまとめ方も、盛り上げすぎず、
落ち着いていて、とても良かったです。
ちゃんと最後のネタも回収されていたし。
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映画のトーンも、とくに盛り上げる展開もなくて、ひとつひとつのエピソードを丁寧に描いていて落ち着いててマル。👌
子供達間のエピソード繋がりはないけど、目線が陳天美(鄭秀文)夫婦なので、お話が違和感なく移行していくのが分かりやすい。
この鄭秀文の造型。
これがまた気合い入ってるんですね。
都市型の綺麗な役割が得意なイメージの彼女が、これまた、すっぴん、ちょっと街から離れた田舎の疲れたオバチャン風。歩き方もがにがにしてた気が😛まっ、ドロドロまではいかないけど、綺麗なおねえさんではなかった🙄👍
それにしても、
内面の心の動く演技が、彼女、うまくなったなあ~👍😆と(←何故か上から😅)
夫の何彬役の陸駿光、
彼は、陳天美(鄭秀文)のアシストになっていて、うまい!彼女を助けてましたね👍
最近は、香港の社会問題を描いている作品(例えば《麥路人》《濁水漂流》等々)も出てくるようになったけど、この作品も親のいない子供達の里子の問題を描いてて、良質の香港映画がたくさん撮られるようになったなあ~。👍嬉しい😆
今後もまた頑張って~!!支持香港電影!👍😆✨
ともあれ、
なんといってもこの作品は、陳天美役の鄭秀文の作品といってもいいかな、と。思いました👍
おまけ。:
士多老闆娘役は、特別出演での黃慧君、"花姐"、彼女は「MIRROR」 「ERROR」のマネージャーの彼女が出てたのにビックリした😅😳しかも、そんなにたくさんセリフないのに、うまい!👍👍😆😆
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陳天美/天美姨姨(鄭秀文)
何彬/彬叔叔(陸駿光)
莫姑娘(談善言)
士多老闆娘(黃慧君)
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*****この作品、日本入りしそうな気がする。。
こういうかんじ、好きなんじゃないかな。👍😆