觀後感

中華ドラマ、映画の私的感想集。

《洩密者們》

《洩密者們》

 

 

お話:
マレーシアで謎のウィルスが発生し、ある製薬会社のワクチンだけが有効と認められるが、その製薬会社の息子や当地の香港記者が相次いで謎の死を遂げる。マレーシア警察の李永勤(張智霖)と香港警察の王大偉(吳鎮宇)が協力し捜査することになるが、「洩密者」と名乗る謎の組織が製薬界の裏側を告発、香港記者の阮嘉嵐(佘詩曼)と接触するのを知った二人は彼等の動向を追い、「洩密者」と関わっていくが....。


ちなみにタイトル「洩密」と書く場合もあるようですが、「泄密」の異体字のようです。

(香港公開は「洩密」、大陸公開は 「泄密」。)


ストーリーは、ウィルス感染パニックを底辺にしたサスペンス、警察もの。2018年制作なのに、今現在のこの世の中現状とシンクロしちゃってるのはまさに、「事実は小説より奇なり」....。怖😱

 

お話の流れも全体的に悪くない、カーチェイスも、爆破もあり、監督も、これは純粋伝統的な香港映画でクールな警察ものであると語ってるようですね。

 

でも、これ、実はヒットまではいかなかったみたい。。ストーリーに深みがなく、お決まり過ぎるという評価が概ねだったよう。。😰😰

 

じゃ、私がここでなにをオススメするかというと。😁😉


私が気に入っているのが(他のところでも書いたのですが)、このなかの吳鎮宇のキャラクター😝


いわゆるカッコイイ警察は張智霖が担当してるのだけど、吳鎮宇はちょっと崩れた警察官の雰囲気を実に自然に出してる。背景が、家庭も奥さんと上手くいっていなくて、ちょいとやさぐれ気味、なので表面はいい加減ぽいが、娘がウィルス感染してしまい、真剣に事件を追うことになる、という、いわゆる崩れすぎず、微妙なラインをうまく保ってると思うんですね。

完全に壊れすぎず、熱いキャラクターを保っていくのは結構難しいと思うんだけど、その辺はさすがの鎮宇だっ!👏👍

 

智霖と出会うシーンも、いい加減なだらだらした警察官かと思わせてるし、本当にうまい!

 

で、私がこの映画で一番好きなのは、鎮宇、しょっちゅう何か食べてるシーンがあって(笑)これがまた(笑)やたら美味しそうなんですよね😝しかもそれがこのキャラの性格を表してる😁


マレーシア警察の智霖に、鎮宇が香港の雲呑麺の食べ方をおせっかいにも教えてあげたり😅紅いお酢をかけたほうが旨いんだ!と主張するわ、麺をずるずるー!っとすするわ、七喜sevenup 飲みながら黄色い焼売を頬張るとか😋😂😂


食べながら電話に出る出方も、キャラクターそのもの、セリフの使い方ほんとにうまいよな!本当に。。さすが。。👌


別にも書いたんですが、この食べるシーンを見て私も雲呑麺を食べたくなったというね(笑)←私も影響受けやすい😅

 

まあ映画の内容も設定もいわゆる超人スーパーヒーローものではないので、自然な普通の人間の感じだから好きなのかも。

 

(いわゆるトンデモ香港映画には、時には何発弾丸が当たっても何回刺されても死なないの、ありありですからね(笑)(←いや、そういうのも、もちろん、大好きっすよワタシ😁😚)

 

鎮宇ばかりホメてしまいましたが、智霖も佘詩曼もそつなくこなしてます。周秀娜が結構前のほうであっさり殺されたのはちょっと意外でしたが。他は、鄭則士を使ってそうきたか、劉浩龍も頑張ってたのにな、という印象。

 

 

私的にまとめると、
全体的に悪くない、まあ、中の中。

日本公開されてるのかしら?


まあ鎮宇のファンの方は機会あったら一度見てみて!

美味しそうに食べる鎮宇を見られます(笑)
というかんじで。。😁

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⭐五つ満点採点

オススメ度:⭐⭐⭐

吳鎮宇好きな人には⭐⭐⭐+0.5

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