觀後感

中華ドラマ、映画の私的感想集。

《殺出個黃昏》

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《殺出個黃昏》
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高子彬執導,林家棟及び何靜怡編劇。
謝賢、馮寶寶、林雪、鍾雪瑩主演。

 

第40屆香港電影金像獎の主演男優賞ノミネートの一角に、なんと、この映画の謝賢(四哥)もノミネートされました!👏🏻👏🏻😁👍🏻
84歳ですって四哥!
スゴくないすか!👏🏻😆

 

実はネットでは、主演男優賞には、『怒火』の謝霆峰もノミネート呼び声が高かった。もしノミネートされたら父子対決!という話題もあったけれど、何故入らなかったのか、ファンの間ではごうごうの文句の嵐らしい。。😔🙄😬
(私的に見ても、謝霆峰も入っても良かったと思うけどねぇ...。🤔)まあ、概ねこーゆー映画祭ていうのはお祭りだし、ノミネートされるされないも、芸能界の闇というか、見えない所はあるんだろな🤔残念なことに。と達観してまう。

 

ま、とにかく、せっかくですから、見てみましょう。😁
と、四哥目当てに、鑑賞しました。

 

と、なんと、これに林家棟も脚本に絡んでるんですね!林家棟、ほんっとにスゴいな。👍🏻👍🏻

 

という訳で、ブラックユーモアなこの作品。


立秋(謝賢)、蔡鳳(馮寶寶)、葉一叢(林雪)の三人は、60年代には名の知れた殺し屋グループ。時代が変わり、三人は引退して平凡な生活を暮らしていた。
立秋ももう歳老いてナイフで刀削麵の師傅をする日々、それすらも解雇されて毎晩家に帰れば痛む身体に薬を塗りこむ毎日。蔡鳳は自分の家を持ち廟街にバーを持って孫にも恵まれ、一見幸せそうではあるものの、家族は財産を狙っているだけ。葉一叢は一人身だが売春婦につぎ込んで暮らしている。
ある日「秋」は情報屋の「鳳」の呼び出しを受けて、運転に腕のある「叢」と組み、再度仕事に出ることになるが、目当ての人物は殺し屋に依頼して自殺を希望していたのだった。こうして独自サービス「耆英天使」(シニアエンジェル)は孤独で病気で苦しむ老人達の為に彼等を死なせてあげる為に現れるようになるのだが、ある時「秋」は、両親に捨てられ男友達にも遊ばれている女の子の屈紫瑩と出会ってからその後彼等の運命は変化しはじめ....。


なんと、、殺し屋軸なのだけど、まあこれ老人問題も描いてる映画なのでした😅←マジか...😬😅

 

立秋(四哥)は、
老齢殺し屋のなんとも言えない微妙な悲哀を纏っているのに、クールな元殺し屋で、見てるこちらは時々、ぷっと吹き出すユーモアも感じとりながら、お話は、成りゆきで女の子屈紫瑩と知り合い、関わるうちにいつの間にか彼女の為に駆けつけようとする、つまり、彼の心根のボーダーラインがあるところを流れに乗って自然に表現。最初は「殺すぞ!」とか言ってたのに(笑)😅。彼女にナイフの使い方を教えてあげるようになったくだりはほっこりして良かったですねえ。。←脚本上手い!

 

この四哥、歳をとってもさすが!と思ったのは、殺し屋として鳴らした鎌首型のナイフ使いの腕前を見せるシーン、カット割りなのに、四哥カッコイイ!🤩👍🏻て思ってしまった私(笑)😝ヤラレタ😅

 

四哥だけでなく、もちろん蔡鳳の馮寶寶、葉一叢の林雪、いやもうね、彼等には何も言う必要ないし。🤭👏🏻香港、重鎮役者達。良いよねえ~上手いよねえ~😁😁👍🏻👍🏻👍🏻

 

もちろん彼等の演技も上手いけれど、やはり、この脚本がいい!上手い!👍🏻👍🏻
林家棟やるなあ👏🏻😆と拍手したくなります。

 

特に派手に盛り上げるとかのシーンもないけど、香港らしい場面、、廟街、舞廳、新界の一軒家、怪しい色情とか(笑)もたくさん出てきて、いかにも~な香港が、すごく嬉しい♥😁
香港のファンは楽しくて嬉しいんじゃないでしょうか😆✨

 

面白いところで、李璨琛、顧定軒『麥路人』の少年役て言えばわかる?)も出ています。

 

このラストは、是非見ていただきたい。😁

(てか、これ、日本に入るかどうか😅微妙?😅)

 

私はこれで、満足。
良かったです👍🏻😁

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さあて?金像獎の主演男優賞はどーなる?😅

どきどき。

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⭐五つ満点採点
オススメ度:⭐⭐⭐

四哥のファンと、香港のファン、そして、香港映画ファンの方々は、応援の為に是非見ましょう😆👍🏻👍🏻:⭐⭐⭐+🌟

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1時間40分くらいしかないけど、面白かった!f:id:hangji3:20220219210710j:image
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